AIO対策とは?SEOとの関係と、やるべき施策【2026年】

AIO対策とは? SEOとの違い、重要な理由、やるべき施策 SEO・LLMO

GoogleのAIモードは月間10億人超、ChatGPTは週間9億人超に利用されるなど、AIで調べものをする人が増加しています。米国では、Googleで検索した人の68%が、どのサイトも開かずに検索を終えているという調査もあります。

AIの回答で疑問が解決し、サイトを訪問する必要がなくなっているためです。こうした変化の中で注目されているのが「AIO対策」です。

AIO対策とは、AIの回答の中で、自社の情報が引用・推薦されるための取り組みです。ただ、「SEOと何が違うのか」「何から始めればいいのか」と迷う方も多いのではないでしょうか。考え方は分かっても、自社で何を、どこまでやればいいのかの判断が難しいためです。

本記事では、AIO対策の意味と重要な理由、SEOとの違い、AIが回答の参照元を選ぶしくみ、やるべき施策、成果の計測方法を、Googleの公式の案内と海外の調査をもとに解説します。自社で取り組むべき施策を判断したい方は、参考にしてください。

この記事のポイント

  • AIO対策は、AIの回答の中で、自社の情報が引用・推薦されるための取り組み
  • AIで調べる人が増加する一方で、検索からサイトへの訪問は減少している。AIの回答で引用されると、クリックが増加する
  • SEOとは、目指す場所と成果の形が違う。SEOは検索結果の上位でクリックされること、AIO対策はAIの回答で引用・推薦されること
  • GoogleのAIは、インデックスされたページの中から回答の参照元を選んでいる
  • Googleは、AI検索のための特別なファイルや書き方は必要ないと説明している
  • 成果は、Search Console、GA4、AIでの表示状況の定点観測を組み合わせて計測する

AIO対策とは

AIO対策(AI検索最適化)とは、AIの回答の中で、自社の情報が引用・推薦されるための取り組みです。AIOは「AI Optimization」の略です。

ここでいうAIには、GoogleのAIによる概要(AI Overviews)やAIモード、ChatGPTの検索機能などが含まれます。これらは、質問に対してAIが文章で回答し、その中で参考にしたページやおすすめの会社を紹介します。

  • 引用: AIが回答の根拠として、ページへのリンクを示すこと
ChatGPTの回答で、参照元のページへのリンクが示された例(引用)
  • 推薦: AIが回答の中で、会社やお店、サービスの名前を挙げて紹介すること
ChatGPTの回答で、会社の名前を挙げて紹介された例(推薦)

検索結果の上位に表示されることを目指すのがSEOだとすると、AIO対策は、AIの回答の中に自社が登場することを目指します。

AIO、LLMO、GEO、AEOの違い

AIO、LLMO、GEO、AEOは、どれもAIの回答に自社の情報を取り上げてもらうための取り組みを指す言葉で、目指すことはほぼ同じです。違いは、どこに注目した呼び方かです。

呼び方 正式な名前 注目しているところ
AIO AI Optimization(AI検索最適化) AI全般
LLMO Large Language Model Optimization(大規模言語モデル最適化) ChatGPTなどの土台になっているAIの技術(大規模言語モデル)
GEO Generative Engine Optimization(生成AI検索最適化) 文章で回答する検索エンジン
AEO Answer Engine Optimization(回答エンジン最適化) 質問に直接答える検索のしくみ

GEOという言葉は、2023年にプリンストン大学などの研究者が発表した論文で使われ、2024年に国際学会のKDDに採択されました。

なお、Googleは公式の案内で、AI検索のための最適化は「検索体験のための最適化であり、引き続きSEOである」という立場を示しています。呼び方が違っても、取り組むことは大きく変わりません。

AIO対策が重要な3つの理由

AIO対策が重要なのは、AIで調べる人が増加する一方で、検索からサイトへの訪問が減少しているためです。そして、AIの回答で引用されたページは、クリックを取り戻せています。

①AIで調べる人が増加している

AIで調べものをする人は増加していて、GoogleのAIモードは月間10億人超、ChatGPTは週間9億人超に利用されています。

サービス 利用者数 発表
GoogleのAIモード 月間10億人超 Alphabet(2026年7月22日)
Googleの生成AI(Geminiアプリ) 月間9億5,000万人。1日の利用者数は1年で3倍に増加 Alphabet(2026年7月22日)
ChatGPT 週間9億人超 OpenAI(2026年3月31日)

ここで紹介した数字は世界や米国のものですが、日本でも、ChatGPTを「チャッピー」と呼んで、仕事や日常の調べものに使う人が身の回りで増えたと感じている方も多いのではないでしょうか。

なお、検索そのものが使われなくなったわけではありません。Googleは、AIモードによって検索の回数は全体として増加していると発表しています。変わったのは、検索したあとの行動です。

②検索からサイトへの訪問が減少している

検索しても、サイトを訪問せずに終わる人が増加しています。AIによる概要などの回答を読んで疑問が解決すると、ページを開く必要がなくなるためです。

AIによる概要の有無で比べた、検索結果のリンクがクリックされた割合(ピュー・リサーチ・センター)
調査 結果
クリックされずに終わった検索の割合(SparkToro。米国のGoogle検索) ・2024年:60%超
・2026年1〜4月:68%
検索結果のリンクがクリックされた割合(ピュー・リサーチ・センター。米国の成人900人、検索68,879件、2025年3月) ・AIによる概要が表示されなかった検索:15%
・AIによる概要が表示された検索:8%
検索順位1位のページのクリック率(Ahrefs。30万キーワード、パソコンでの検索) ・AIによる概要が表示されるキーワードでは58%低い
AIによる概要が表示された検索のクリック率(Seer Interactive。53ブランド、547万クエリ、24.3億回の表示) ・2025年1月:3.19%
・2025年12月:1.31%
・2026年2月:2.36%

SparkToroの2024年と2026年の数字は、別の会社のデータを使って計測されています。また、Seer Interactiveの調査では、2026年に入ってクリック率が持ち直していて、減少が一直線に続いているわけではありません。

③AIの回答で引用されると、クリックが増加する

AIによる概要で引用されたページは、引用されなかったときよりもクリックが多くなっています。AIの回答の中に参照元として表示され、そこから訪問されるためです。

Seer Interactiveの調査(情報収集の検索)では、AIによる概要で引用されたときのクリック率は約2.07%で、引用されなかったとき(約0.94%)の2倍以上でした。

Seer Interactiveは、引用されたときのクリックは引用されなかったときより120%多いと報告しています。

AIによる概要の状態ごとのクリック率(Seer Interactive)
AIによる概要の状態 クリック率 表示100万回あたりのクリック
AIによる概要が表示されない 約3.35% 約33,500回
AIによる概要で引用された 約2.07% 約20,743回
AIによる概要が表示されたが、引用されなかった 約0.94% 約9,445回

※クリック率は、表示100万回あたりのクリックの回数から計算した値

ただし、これは相関であり、引用されれば必ずクリックが増加するという意味ではありません。もともと知名度の高い会社ほど引用されやすいことも、結果に影響していると考えられます。

検索からの訪問が減少する中で、AIの回答で引用されるかどうかが、訪問の数を左右するようになっています。

AIが回答の参照元を選ぶしくみ

GoogleのAIは、インデックス(検索エンジンへの登録)されたページの中から、回答の参照元を選んでいます。AIが自分の知識だけで回答を生成するのではなく、回答のたびに検索して、その結果を参照しているためです。

AIが回答を生成する2つの方法

AIが回答を生成する方法は、大きく2つあります。

  • 学習した知識で答える: AIが事前に読み込んだ大量の文章をもとに答える。学習した時点より新しい情報は答えられない
  • 検索して答える: 質問を受けてから検索し、見つけたページを読んで答える。最新の情報を答えられ、参照したページを示せる

GoogleのAIによる概要とAIモードは、検索して答える方法を使っています。Googleは公式の案内で、関連する最新のページを検索のインデックスから取得するために、検索の中心となる順位付けのしくみを使っていると説明しています。

AIが回答を生成する2つの方法(学習した知識で答える、検索して答える)

1つの質問から、関連する検索を広げる

GoogleのAIは、1つの質問を受けると、関連する複数の検索を同時に行うことがあります。これをクエリファンアウトと呼びます。

たとえば「青森市でおすすめの歯医者」と聞かれた場合、AIは「子どもの歯科治療」「土日の診療」「駐車場の有無」のように、質問に関わる内容をあわせて検索し、回答をまとめることがあります。そのため、1つのキーワードだけでなく、お客さんが知りたいことに幅広く答えているページが参照元になりやすくなります。

1つの質問から関連する検索を広げるクエリファンアウトの例

参照元になるための条件

GoogleのAIによる概要やAIモードで参照元として表示されるには、そのページがインデックスされていて、Googleの検索結果にスニペット(ページの説明文)付きで表示できる状態であることが条件です。インデックスされていないページは、どれだけ良い内容でも参照元になりません。

インデックスされているページだけがAIの回答の参照元になる例

AIO対策とSEO対策の違い

AIO対策とSEOは、目指す場所と、成果の形が違います。SEOは検索結果の上位に表示されてクリックされることを目指し、AIO対策はAIの回答の中で引用・推薦されることを目指します。

比較の観点 SEO AIO対策
目指す場所 検索結果の上位 AIの回答の中
お客さんの探し方 キーワードで検索し、ページを開いて比較する AIに質問し、回答を読んで比較する
狙うもの キーワード AIに聞かれる質問
成果の形 クリックされて、サイトに訪問される 引用・推薦されて、自社が認知される
評価に関わる範囲 自社サイトの中身と、被リンク 自社サイトの中身に加えて、自社サイトの外での言及
主な計測方法 検索順位、クリック数 AIでの表示状況の定点観測、AIからのアクセス

いちばん大きな違いは、成果の形です。

AIの回答だけで疑問が解決すると、お客さんはページを開かないことがあります。そのため、AIO対策では、クリックの数だけでなく、AIの回答の中で自社が紹介されたかを成果として見る必要があります。

評価に関わる範囲が広いのは、AIが会社やお店を推薦するときに、自社サイトの外での言及も参考にしていると考えられるためです。SEOツールを提供するAhrefsが75,000のブランドを対象にした調査では、AIの回答での登場しやすさと、ウェブ上での会社名の言及に強い相関が見られました。

AIO対策をやれば、SEOはいらない?

ではAIO対策をするからSEOはいらなくなるのか?というと、そんなことはありません。

AIO対策は、むしろSEOが土台になります。GoogleのAIはインデックスされたページの中から参照元を選び、その選び方にも検索の順位付けのしくみを使っているためです。

SEOが土台になり、その上にAIO対策がある関係
SEOで取り組むこと AIO対策での意味
クロール(検索エンジンがページを読み込むこと)とインデックスの確認 参照元の候補に入る
お客さんの疑問に答えるページの作成 クエリファンアウトで広がった検索にも答えられる
独自の情報の掲載 ほかのページにない情報として参照される
表示速度などのページの使いやすさの改善 検索の順位付けで評価される

ただし、狙うキーワードで上位に表示されれば、必ず引用されるわけではありません。SEOツールを提供するAhrefsが、86.3万キーワード、400万件のAIによる概要の引用を分析した調査(2026年3月2日)では、引用されたページが同じキーワードの検索結果で何位だったかは、1〜10位が37.10%、11〜100位が26.20%、100位以内に入っていないページが36.70%でした。

Ahrefsは、AIが質問から広げた関連する検索で上位にあるページが、引用されやすいと見ています。1つのキーワードの順位だけでなく、お客さんが知りたい関連する内容まで、検索で見つかる状態をつくることが大切です。

一方で、SEOだけでは足りない部分もあるため、AIO独自の施策をプラスアルファで行うことが大切になります。

AIO対策でやるべき施策5つ

AIO対策でやるべき施策は、次の5つです。施策ごとに、なぜ必要なのかと、自社で判断するための確認方法をまとめました。

①AIに聞かれる質問を決める

最初に、お客さんがAIにどんな質問をするかを決めましょう。

狙う質問が決まらないと、どのページを改善すべきかも、成果が出たかどうかも判断できないためです。質問は、お客さんが依頼先を決めるまでの段階で考えます。

段階 お客さんの状態 質問の例(工務店)
認知 悩みや欲しいものがまだぼんやりしている 平屋と2階建て、どちらが暮らしやすい?
比較 依頼先の候補を探している 八戸で平屋が得意な工務店は?
決定 候補を絞り込んでいる ○○工務店の評判は?

AIO対策で最初に狙うのは、「比較」段階の質問です。この段階でAIの回答に入ると、依頼先の候補として名前を認知してもらえるためです。

自社の質問を決めるときは、次の3つを確認しましょう。

  • お客さんが実際に聞いてきたことの中にあるか(問い合わせのメール、電話、商談のメモ)
  • 自社のサイトに、その質問に答えるページがあるか
  • 答えに、自社だけが持っている情報(事例、価格、写真)を掲載できるか

②ページがインデックスされているかを確認する

狙う質問に答えるページが、インデックスされているかを確認しましょう。GoogleのAIは、インデックスされたページの中から参照元を選ぶため、インデックスされていないページは、内容が良くても候補に入りません。

自社で確認するときは、次の3つを見ましょう。

  • インデックスされているか: Google Search Consoleの「URL検査」にページのURLを入力すると、インデックスされているかが分かります
  • スニペット(ページの説明文)を表示できる設定か: ページにnosnippetなどの設定があると、AIの参照元として表示されません
  • 検索エンジンに読み込みを止めていないか: noindexの設定や、robots.txtでのブロックがないかを確認します

ChatGPTの検索機能で紹介されたい場合は、OpenAIの検索用のクローラ(OAI-SearchBot)をブロックしていないかも確認が必要です。

OpenAIは、OAI-SearchBotをブロックしたサイトは、ChatGPTの検索の回答には表示されないと説明しています。

③独自の情報を掲載する

ほかのページにはない、自社だけの情報を掲載しましょう。

Googleは、どこにでもある一般的な内容ではなく、独自の視点を持った、人のために書かれたコンテンツを作成することを勧めています。

AIは、複数のページを読んで回答をまとめます。どのページにも書いてある情報なら、AIは自社のページを参照しなくても答えられます。

自社にしかない情報があってはじめて、自社のページを参照する理由が生まれると考えられます。自社の情報が独自かどうかは、その文の会社名を競合の名前に置き換えても成り立つかで確認できます。

書き方 会社名を置き換えると 判断
「お客さまの声を大切にした家づくりをしています」 どの工務店でも成り立つ 独自の情報ではない
「2025年に建てた平屋32棟のうち、28棟で床暖房を採用しました」 自社にしか書けない 独自の情報

施工の写真と費用、治療の流れ、お客さんによく聞かれる質問への回答、事例の数字は、自社にしか書けない情報の代表です。

AIの回答で、施工の実例の数が紹介された例

④Googleビジネスプロフィールの情報を最新にする

地域に根ざすお店や会社を経営しているなら、Googleビジネスプロフィールの情報を最新にしておきましょう。

Googleは、会社の詳細をGoogleビジネスプロフィールで最適化することを勧めています。営業時間や住所が古いままだと、お客さんは間違った情報をもとに判断してしまいます。

自社で確認するときは、自社の名前を入れてAIに「○○の営業時間と場所は?」と聞いてみましょう。AIの答えが実際と違っていたら、Googleビジネスプロフィールや自社サイトの情報が古くなっていないかを確認します。

あわせて、サービスの内容、写真、口コミへの返信も見直しましょう。ネットショップを運営している場合は、Merchant Centerの商品情報も同じように最新にしておきます。

⑤自社サイトの外で言及を増やす

業界のメディアや地域の団体、取引先のサイトなど、自社サイトの外で自社が紹介される機会を増やしましょう。

AIは、自社サイトだけでなく複数のページを読んで回答をまとめるため、ほかのサイトでの紹介も、自社を推薦するかどうかの判断材料になると考えられます。

Ahrefsが75,000のブランドを調査したところ、AIの回答での登場しやすさと最も強い相関があったのは、YouTubeでの言及と、ウェブ上での会社名の言及でした。被リンクの数やページの数との相関は弱いという結果です。

ただし、これは相関であり、言及を増やせば必ずAIに推薦されるという意味ではありません。

今の状態は、自社の名前で検索して確認できます。自社サイト以外に、どんなサイトで、どんな内容で紹介されているかを書き出してみましょう。

増やすときは、取材を受ける、事例を取引先と一緒に公開する、業界団体や地域のメディアに参加する、など実際の取り組みにもとづいたものにしましょう。Googleは、不自然な言及を集めることは思われているほど役に立たないと説明しています。

効果がないのに、よく勧められる施策

AIO対策として勧められる施策の中には、Googleが公式に「必要ない」と説明しているものがあります。

よく勧められる施策 Googleの説明
llms.txtなど、AI向けのファイルを置く Google検索に表示されるために、AI向けのファイルや特別なマークアップを新たに作成する必要はない。Google検索はこうしたファイルを無視する
ページを細かく区切る AIが理解しやすいように、内容を細かく分ける必要はない。理想のページの長さもない
AI向けに文章を書き換える AI検索のためだけに特定の書き方をする必要はない。AIは同じ意味の言葉や全体の意味を理解する
AI検索のために構造化データを実装する AI検索に構造化データは必須ではない。ただし、検索結果での表示(リッチリザルト)には引き続き役立つ
質問の言い換えごとにページを量産する 検索の言い換えごとにページを大量に作成すると、スパムに関するポリシー(大量生成されたコンテンツの不正使用)に違反するおそれがある

なお、これはGoogleの説明です。ChatGPTなど、ほかのAIの扱いはサービスごとに異なります。

新しい施策を勧められたときは、次の3つを聞いてみましょう。答えられない施策に、費用や手間をかける必要はありません。

  • 根拠は何か: 検索エンジンやAIの会社の公式の案内か、大規模な調査か
  • 効果をどう計測するのか: 何の数字が、どう変われば成功なのか
  • やらないと何が起きるのか: 取り組まなかった場合の影響を説明できるか

また、生成AIで記事の制作を自動化し、大量に公開する提案にも注意しましょう。Googleは生成AIを使うこと自体は問題にしていませんが、価値の低いページを大量に作成することはスパムに関するポリシーで禁止しています。

AIO対策の成果を計測する方法

AIO対策の成果は、1つのツールだけでは計測できません。次の3つを組み合わせて計測しましょう。

Google Search Consoleで、検索からの表示とクリックを計測する

AIによる概要やAIモードに表示された分は、Google Search Consoleの検索パフォーマンスのレポートに、通常の検索とあわせて「ウェブ」として計上されます。狙う質問に関わるキーワードで、表示回数とクリック数の推移を確認しましょう。

GA4で、AIからのアクセスを計測する

GA4では、ChatGPTなどのAIのサービスから自社サイトに来たアクセスを、参照元(どこから来たか)で確認できます。アクセスの数だけでなく、そのアクセスから問い合わせにつながったかもあわせて確認しましょう。

AIでの表示状況を定点観測する

お客さんがAIに聞きそうな質問を、決まった日に同じ条件でAIに聞き、自社が引用・推薦されているかを記録しましょう。AIの回答は、同じ質問でも聞くたびに変わることがあります。そのため、1回の結果で判断せず、同じ質問を続けて記録し、推移で判断することが大切です。

AIO対策を進める順番

AIO対策は、狙う質問を決めることから始めましょう。何を計測し、どのページを改善するかは、狙う質問が決まって初めて判断できるためです。

  1. AIに聞かれる質問を決め、今の表示状況を記録する
  2. 質問に答えるページがインデックスされているかを確認する
  3. 足りない情報や、独自の情報をページに追加する
  4. Googleビジネスプロフィールの情報を最新にする
  5. 自社サイトの外での言及を増やす
  6. 定点観測とSearch Console、GA4で推移を確認し、改善を続ける

よくある質問

SEOをしていれば、AIO対策は必要ありませんか?

SEOに取り組んでいれば、AIO対策の土台はできています。ただし、狙う質問を決めることと、AIでの表示状況の定点観測、自社サイトの外での言及は、SEOだけでは手が回りにくい部分です。

ChatGPTでも、Googleと同じ対策で効果がありますか?

インデックスされたページを参照する、独自の情報を掲載する、という考え方は共通です。ただし、ChatGPTの検索機能は、OpenAIのクローラ(OAI-SearchBot)でページを読み込んでいます。ブロックしていないかを確認しましょう。

AIO対策の効果は、どのくらいで出ますか?

決まった期間はありません。ページがインデックスされ、検索の評価が上がるまでの時間はサイトごとに異なり、AIの回答も日々変わるためです。定点観測で推移を確認しながら、改善を続けましょう。

小さな会社でも、AIO対策に取り組む意味はありますか?

あります。地域や業種を絞った質問では、大きな会社だけでなく、地域のお店や会社のページも参照元になります。お客さんが実際にAIに聞きそうな質問から始めましょう。

まとめ

AIO対策は、AIの回答の中で、自社の情報が引用・推薦されるための取り組みです。GoogleのAIはインデックスされたページの中から参照元を選んでいるため、SEOが起点になります。

取り組むときは、次の点を確認しましょう。

  • AIに聞かれる質問を決める
  • ページがインデックスされているかを確認する
  • 独自の情報を掲載する
  • Googleビジネスプロフィールの情報を最新にする
  • 自社サイトの外で言及を増やす
この記事を書いた人

株式会社SNAC代表 AIO・SEOコンサルタント
福島県会津若松市を拠点に、中小企業と店舗のAIO・SEO対策を支援。2017年にフリーランスとして独立し、2019年12月に株式会社SNACを設立。累計1,000本以上の記事を手がけ、オウンドメディアの運用代行で月間15万PV、自社メディアで累計200万PVを達成。被リンク獲得の営業では、累計2,100件以上の提案から140件以上のリンクを獲得。

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